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長門矢筒ってなんだ?

長門矢筒とは。

 

楮(こうぞ)、三椏(みつまた)、雁皮(がんぴ)などの植物繊維から作られる「和紙」。

和紙を細長く切り、よった紙縒(こより)を木型に沿って編んで様々な形をつくり、その上に漆を塗り固めたのが「紙縒細工」。

紙縒細工は江戸時代に発達した工芸で、軽く丈夫で、水に強いので、弦巻、印籠、合子、編傘などが作られた。

紙縒細工は各地で作られたが、特に長門(ながと)現在の山口県の北西部で盛んであったため、紙縒細工の総称として「長門細工」とよばれる。

そんな長門細工で作られた矢筒、それが「長門矢筒」。

 

編物なので、亀甲、菱、市松、千筋、螺旋などの模様ができ、立体感を強調したものや、とても細かく編まれたものなど。漆の塗りも多色塗りに研ぎ出しなど多彩です。

 

細かく正確に編む必要のある千筋編みは、どんなに頑張っても1日に3cmも編めないそうです。途轍もねえな!

 

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